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クロノジェネシス号~競馬と天気との関�

 28日に阪神競馬場で行われた宝塚記念(G1)は、クロノジェネシス号が大勝しました。馬場状態は、芝が「やや重」でした。馬場状態は、ぬかるみ方に応じて「良」、「やや重」、「重」、「不良」に分けますが、「良」以外の馬場を競馬の世界では道悪(みちわる)と呼んでいます。雨が降って芝がぬかるんだ状態=「道悪」で走ると力を発揮する馬がいますが、クロノジェネシス号はこうした馬場を得意とする馬です。戦績をみると、道悪で�4�4勝となっています。これまでの6つの勝利の内�4つが道悪ということになります。強い馬はどんな気象条件でも勝つといわれていますが、クロノジェネシス号はその象徴といえます�

 馬名のクロノジェネシスも気象と関係があります。クロノは母親のクロノロジストから継承し、ジェネシスは創世記という意味です。実は、気象の世界ではジェネシス(genesis)という言葉はよく使用し、リシス(lysis)という言葉とセットで使います。例えば、front genesis(前線活発化�<=> front lysis(前線衰弱)は対義語です。前線の活動が活発化することをフロントジェネシス、衰弱化することをフロントリシスといいます。「この梅雨前線はリシス傾向にあるね。」などと日常的に使います�

 宝塚記念は、梅雨前線のフロントジェネシスによる雨で馬場状態が道悪になり、クロノジェネシス号にとってはまさに「水を得た魚」でしたね。      6�29�