のぶろぐ

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先日11/30長野県佐久市に伺いました。台風19号による大雨で滑津川などの千曲川支流が氾濫を起こし、住宅被害は長野県内では長野市、千曲市に次いで3番目に多い被害でした。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。佐久市の10/12の日雨量は303.5㍉となり、1976年に統計を取り始めてから最も多い記録となりました。従来の記録を100㍉近く上回り、大雨の特別警報が制度開始以来初めて発表されました。佐久市の東側山麓では500㍉ぐらいの大雨が降り、山で降った雨が一気に佐久市内まで流れ落ち、千曲川に合流して中流や下流では氾濫を起こしました。千曲川は昔から氾濫を繰り返し、1742年旧暦8月1日には「戌の満水(いのまんすい)」と呼ばれる大規模な氾濫が発生しました。その結果、今でも佐久市ではお盆の墓参りとは別に新暦の8月1日にお墓参りをする風習が残っています。災害を伝承する方法は様々ありますが、こうした形で災害を語り継いで防災意識を高めることは重要だと思います。そして、改めて気づいたことですが、佐久市など色々な被災地を訪れて分かったのは、”先祖代々からの墓地”は被害を免れています。平坦地でも少し高台であったり、山の斜面でも尾根伝いの岩盤の強いところであったりします。つまり、歴史の長いお墓のある場所は、自然災害に強い場所であることを、ご先祖様が教訓として私たちに残しているのだと思います。12/3