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 <遅霜は静かな災害> 

 東京都心では

 今月5日からきょう11日まで

 連日、10℃を下回っている。

 これまで暖かい日が多かったので、

 朝晩は寒く感じる。


 「寒の戻り」という言葉があるが、

 かつては晩春に使っていた。

 十分に暖かくなってから、

 急に寒さが戻ることをいう。

 先人の教訓の一つでもある。

 今春はこの言葉が身に染みる。


 最低気温が5℃以下になると

 遅霜に注意が必要だ。

 この時期の植物は

 寒さに対する耐性が弱いので

 霜に当たると被害を受ける。

 穏やかに晴れた朝は放射冷却が強く、

 地面付近の温度が低くなりやすい。

 「遅霜は静かな災害」といわれ、

 農業被害が大きい。

 観葉植物もビニールを被せるなどの

 霜対策をした方がいい。


 気象予報士・防災士 平井信行 

    2021年4月11日