関東甲信、梅雨入り遅い理由

2021年6月14日

梅の実が熟する頃の雨を

「梅雨」という。

写真のように、近所の梅の実が

黄色く熟してきた。

 

6月14日、

関東甲信地方が平年より7日遅く

梅雨入りの発表。

 

九州~東海地方は

5月に早々と梅雨入りしたのに。。。

なぜ、関東甲信は遅かった?

 

それは、防災上の理由。

東海までは前線の影響で

5月は大雨が降っていたが、

この雨雲が箱根の山で弱まっていた。

関東は大雨になっていなかったので、

梅雨入りの発表は見送られていた。

 

こうなると最後の根拠は、

「平年」の梅雨入り日の6月7日。

とっくに平年を過ぎ、

曇りや雨が多い週間予報になったので、

梅雨入りとなった。

 

2021年6月14日

気象予報士・防災士 平井信行