2016年8月27日 東北太平洋側に初の台風上陸

2016年8月27日

台風10号は、当初台風9号との”藤原の効果”で西へ進んで、その後、高気圧に押されて南下した。さらにその後は、上空の寒気を伴った低気圧「寒冷渦」の南下による偏西風の蛇行でフックカーブを描きながら北上して、30日午後6時前に岩手県大船渡市に上陸。統計開始以来初めて、東北の太平洋側に台風が直接上陸した。異例なコースを取った台風、東北や北海道に甚大な被害をもたらした。