2010年7月3日 台風発生が少ない理由~エルニーニョ現象

2010年7月3日

ことしは台風の発生が6月末の時点で1個(平年4.5個)と少なくなっています。1951年に台風の統計を取り始めて以来、6月末時点で発生が1個以下の年は’73年、’75年、’83年、’98年の4回しかありません。春まで起こっていたエルニーニョ現象の影響で、台風の発生域となるフィリピンの東海上に高気圧ができていたことが原因の一つだと考えられます。