2003年8月31日 市町村に気象予報士を

2003年8月31日

9月1日は防災の日。そこで、気象予報士の防災における役割を考えてみます。私は「気象予報士を全国の各市町村に置く」ことを提案します。地域の気象特性を熟知した気象予報士が常時監視し、緊急時には避難勧告などの判断材料を提供することができます。また、コミュニティーラジオなどを使って、地域に密着した詳細な天気予報を解説することができますし、危険地域の把握など防災知識の普及、啓蒙にも活用できます。気象庁が測候所の廃止など観測の機械化を進めている今だからこそ、自治体での気象予報士の必要性が高まっています。