2003年6月22日 早い台風上陸

2003年6月22日

台風のお話です。ことしは台風の接近が早いですね。台風4号が5月31日に上陸し、1956年4月25日(鹿児島県)、1965年5月27日(千葉県)に次いで過去3番目に早い上陸でした。なぜ、こんな早い時期に台風が接近しているかというと、理由の一つは台風の進路を妨げる高気圧が日本の東海上と大陸で強いからです。本来、この時期の台風は日本の南海上を東へ進むか、西に向かって大陸へ進みますが、ことしは二つの強い高気圧の隙間を進んで日本に接近しています。このような年は、台風の影響を多く受けやすいので、今後も注意が必要です。