瀬戸石崩れ(球磨川水害碑)

2020年11月1日

令和2年7月豪雨で球磨川が氾濫して約4か月。

未だに復興の見通しは立っていない。

一日も早い復興をお祈りいたします。

 

ところで、

熊本県八代市高田地区に「瀬戸石崩れ」の碑がある。

令和2年7月下旬、球磨川の水害を見舞いに行った際、

偶然、道に迷い込んだところに碑があった。

 

記述によれば、1755年6月9日、

大雨により球磨川上流の瀬戸石山(360m以上の高さ)が崩落し、

球磨川をせき止め、水の高さ50m以上で逆流。

上流の人吉市まで達した。

その1時間後、

川をせき止めた土砂が下流へ向かって一気に流れ出し、

八代市平野部でも被害があったと記述されている。

 

もの凄い災害があったことを知った。

球磨川の切り立った山が崩壊し、川をせき止め、逆流、

せき止めた土砂が崩壊して土石流が下流に向かって流れ下る。。

 

これは、現代でも起こっておかしくはない。

 

2020年11月1日